2012年9月6日木曜日

ゆうと「ワイングラス」


私が一番苦手な洗い物は「ワイングラス」。
どんなに大事に扱っていても、うっかり手から滑って落としたり、食器同士がぶつかったりして、割ってしまう;
その度に私はガサツなのだろうか?と反省しながら片付けることに・・・
そもそもワイングラスは、なぜこのような形になったのか?



ということで、早速その理由を調べてみた!
ワイングラスはただ格好の良さから今のような形になったわけではなく、大きく3つの役割があるようだ。
一つは、ワインが手によって温められ、味わいに影響がでないようにと、グラス部分に脚をつけることに。その脚は親指と4本の指でつかむのが一番スマートであろう、ということで脚 の長さはどのワイングラスも、だいたい同じくらいになっている。
そしてグラス部分の真ん中が丸く膨らんでいるのは、ワイン液体そのものを多く入れて飲むためではなく、ワインから漂う香りを十分にそこに溜め込んで、口に含んだ時、同時に香りも鼻腔へと届けやすいように作られている。
なので、ワインに慣れていない人は、ついついグラスの半分近くまでワインを注いでしまいがちだが、それではワインの香りが半減してしまうので注意が必要なのだ!^^
またメーカーによってワイングラスの口部分大きさは様々だが、これは舌のどの部分に初めワインが触れるかを考慮してワイン口は狭く作られているよう。
人間の舌はどの部分も同じ味覚を感じとるわけではなく、箇所によって味覚担当は 決まっている。例えば、舌の先のほうでは甘みに敏感で、舌の両脇は酸味、奥のほうは苦みに敏感。
だからワインの特徴によって、ワイングラスの口部分の大きさを変えると、ワインの味が一層良く感じられ、楽しめるというわけだ(‘ ∇‘ )
そうなのか!ワイングラスはワインが持つ特徴を最高に引き出すための結果の形だったのねぇ!!!!と今更ながら納得し、今日もワインを楽しむことに。
そして、このワイングラスの形がローマ時代から続いていることにも驚いた。
ワイングラスを割ったことによって、得た知識も悪くないかな・・・