JR
日本最大級のアーケードがあります。
1996年、このアーケードの完成を記念して行われたイベントが、
日本初の作品展、「フラッグアート展」です。
翌年からは、全国公募展になり、今年で16回目を迎えます。
「フラッグアートって?」
と思われる方も多いかもしれませんね。
長さ3m、幅1.8mの大きな布に、
アートを、ギュッと詰め込んで、旗のように、アーケードに吊るして飾られるのが、
「フラッグアート」です。
まず、応募されたデザイン画の中から、一次審査が行われます。
毎年、たくさんの応募があるそうなんですが、
今年も、南は九州から、北は北海道まで、
日本全国から、200作品あまりが寄せられたんですって。
その中から、一次審査を通過した63作品が、
フラッグとして完成され、10月1日から、アーケードに飾られます。
そして、10月6日に、アーケードに飾られた状態で、
審査員による最終審査が行われます。
アーケードに飾られた状態で審査するというこ
つまり、
作品が、岐阜の街にいかに溶け込んでいるかが、ポイントになってくるんです。
また審査の際には、審査員が1品1品制作者の前で、審査講評していくんですが、
その時に制作者は、自分の作品を審査員に直接アピールすることができるそうです。
面白い審査方法ですよね。
それから、この作品展の審査委員長は、
岐阜が誇るアーティスト、東京芸術大学教授の、日比野克彦さんです!
日比野さんに、直接講評してもらえるということで、
応募される方もたくさんいらっしゃるそうですよ。
フラッグアート作品は、10月1日から31日まで、
全長2kmの神田町のアーケードに飾られます。
それと、今年は、岐阜での国体開催の年なので、
フラッグアートでも国体を盛り上げようと、スペシャルな催しが行われています!
今までの最優秀賞を受賞された方々に、
国体のテーマを念頭においた自由な発想で、
新たに制作して頂いた作品が、岐阜の玄関口の一つ、JR
サンデッキの屋根下に飾られているんです。
フラッグアート展、歴代の最優秀賞受賞者の皆さんの作品を、
一度に楽しむことができるこの特別展示は、
10月5日までとなっていますので、お早めにお越しください。
私は、この作品が好き(#^.^#)
この作品は、作者の方の近所のカラスの生活や、カラスをとりまくドラマを表しているんですって。絵の中のカラスや木が、風に揺られて、
今にも動き出しそうなんですよ。
私は何だか楽しくなって、しばらくこのフラッグに見とれていました。
街に溶け込むアート作品。
是非、岐阜の街と一緒に楽しんでみてください。これも、フラッグアート! →