2012年6月9日土曜日

ゆうの「美しさに心酔」

先日は、フランスを代表するモード美術館「ミュゼ・ガリエラ」へ行ってきました。
ここでは現在、『クリストバル・バレンシアガ』と『コム デ ギャルソン』の2つの企画展が開催されています。
大きな才能を持つ2人の作品が、同じ場所で見られるなんて・・・素敵すぎ!!


まずはクリストバル・バレンシアガ展から。





今年は、彼の没後40年ということで、
会場内は彼のオートクチュール作品が約40点の他に、 
彼の収集品60点以上が特別紹介されていました。

 


 
彼の収集品は、今回が初めての一般公開となりました。







例えば、古い18世紀のドレス、コルセット、スペインの民族衣装、刺繍サンプル、飾り紐刺繍サンプル、アクセサリーなど、どれも美しく繊細な収集品ばかり(*´ρ`*)
これらが彼の創作の原点となったのかぁ、と興味深く観てまわりました。





 


 そしてコム デ ギャルソン展では、2012年春夏コレクションが展示されていました。
2012
年のパリコレショーでは、彼らの作品はとても評判がよく、「もっと多くの人にそれを見せたい!」というガリエラ美術館のディレクターの思いから、今回の企画展が実現したようです。
館内の空間デザインを担当したのは川久保玲さん自身で、透明な球体テントの中に33体を配置。







どれも白で統一し、誕生、結婚、死、超越などを白のサテン生地や、オーガンジー、ポリエステルなどさまざまな素材を使って表現していました。






パリコレでの発表時には、会場の中をあっと言う間に通り過ぎていった33体の作品が、ここ美術館では、立ちどまり、間近でじっくりと眺められるというのは、なかなか出来ないことです。




私はあらゆる角度から彼らの作品を鑑賞し、刺激的体験をしてきたのでしたぁ